江田島への転居先の選び方

江田島暮らし

こんにちは、しろのです。江田島に移住して3年目、島に住んでみて思ったことや実体験などを書いていきます。島生活や移住に興味がある人への、ちょっとした参考になれば嬉しいです。

前回は移住のきっかけと決断までを紹介しました。今回は転居先の選び方についてです。

江田島での転居先の探し方

通常江田島で空き家を探したい時、「ひろしま空き家バンク みんと」の仕組みを利用するのが一般的だと思います。売買か賃貸か、立地、価格などなど色々比較することができます。転居に関わる補助金制度の紹介などもあります。

広島県内の情報が載っているので、江田島以外のエリアも合わせて検討できます。

私が江田島への移住を考えていた時、江田島在住の友人が臨時で空き家バンクの物件紹介を手伝っていました。

フェリーの中で偶然会った時に依頼をし、後日、シェアハウスを快諾してくれた同期の友人と私を空き家巡りに連れて行ってくれました。

転居先の条件はどんなもの?

空き家巡りをする際、同期の友人と私が希望した条件は以下のものです

  • 広島市内までフェリーで行ける(出社があるので)
  • 家から港まで徒歩でアクセス可能
  • 家賃は4万円台
  • シェアハウスするので部屋数が確保できること
  • 家庭菜園できる庭が欲しい(これは私個人の希望)

「シェアハウスできること」と「庭が欲しい」という条件があるので、戸建ての方が希望に合いそうだ、ということになりました。

そもそも江田島内にはアパートの選択肢は少ないと感じます。よっぽど港の近くや栄えているところ(ゆめタウンがあるようなところ)でない限りは、戸建てしかないイメージです。

「そして広島市までフェリーが出ているところ」という条件から、三高港、中町港、切串港付近の3エリアに絞れました。

三高、中町、切串エリアそれぞれの特徴

西から順にそれぞれのエリアの印象をざっくり紹介します。移住後も定期的に訪れてはいますが、あくまで個人の感想です。

三高:景色の綺麗な沖見町に近い。広島港までフェリーで40分。スーパーがないので車が必須。港のターミナルが綺麗で、無人販売も充実している。

中町:栄えている能美町にある。スーパー、コンビニ、ホームセンターがあって便利。カフェやレストランも近い。フェリーではなく高速艇で広島港まで30分(フェリーに比べて運賃が高い)。

切串:広島港まで距離が一番近く、フェリーで30分、朝と夜の高速艇で10分。呉方面にもフェリーで12分。スーパー、コンビニはないが、酒屋さんとJAの売店で必需品は買える。

条件を絞った上で、上記のエリアで6−7軒巡らせてもらいました。最終的に、出勤もすることや、週末は広島市内に外出する機会があることを踏まえて、切串エリアに決めました。

個人的に、畑を借りて家庭菜園をしたりマリンアクティビティをしたい人は三高、便利で買い物などに困らず人との交流が多い方がいい人は中町、広島市内や呉市(JR)へのアクセス重視な人は切串、が向いていそうだと感じます。

転居先の決め手

1日で色々な空き家を見せてもらいました。

まだ人が住んでいて、1ヶ月後に転出予定、という家では実際に住んでいる人に生の声を聞くことができました。湧き水が使える、買い物はここに行ってるよ、港が遠いから車移動必須だよ、など。

いわゆる古民家もありました。やはり古民家の場合は実際の内見がすごーく大事だと思いました。これくらいの古さなら自分にとって許容範囲かな、という感覚を持つには、写真での判断は難しいです。

私たちが転居先に決めた家は、以下の条件でした。

  • 比較的新しい綺麗な家で、2階建、シェアできそうな部屋数は4つ
  • ガレージと大きめの花壇あり(大家さん置き土産の苺つき)
  • 港まで徒歩20分弱(最近は近道を見つけたので15分に)
  • 家賃5万円(交渉して4万台に)

当初要件をほとんど満たしていました。ここにします!とその場で即決。

この日は、丸一日かけて島中の空き家を巡ってもらいました。手伝ってくれた友人に深謝です。

転居先を決めた後の手続き

その後は不動産会社とのやりとりに以降しました。

島に住むことを「移住」と言う場合もありますが、一般的な引越しと全く同じでした。

転居日や契約内容の確認、敷金などの入金、鍵の引き渡しなどなど、一般的な流れで進みました。

物心ついてから8回目の引っ越しですが、唯一他と違った点は、担当の方に「島に住むと開放的な気持ちになると思いますが、家のDIYなどは勝手にしないでくださいね」と優しく添えられたことでしょうか。「そういう事例があるんですか?」と聞いたら「なくはない」とのこと。過去に何かあったんでしょうか。

まとめ

以下の手順で転居先を決めました。空き家を対象にする以外は、普通の引越しと変わらなかったです。

  • 転居先に求める条件の洗い出し
  • 空き家バンクを確認する(見学希望のお問い合わせができます)
  • 内見に行く(わくわくします)
  • 決断する(ここが大変?)
  • 契約する

広島市内へ行く頻度が低い場合は、もっと他のエリアも検討可能だったなぁと思います。

沖見は海や夕焼けなど景色が本当に綺麗ですし、より南の大柿も栄えているし本土と繋がる橋に近いので、車で移動する人はこちらの方が便利かもしれないです。

以上が転居先を決めるまででした。

次回は実際住んでみて感じたメリットデメリットについてまとめようと思います。

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