こんにちは、しろのです。江田島に移住して3年目、島に住んでみて思ったことや実体験などを書いていきます。島生活や移住に興味がある人への、ちょっとした参考になれば嬉しいです。
瀬戸内海に浮かぶ江田島
江田島は広島県に属する、瀬戸内海に浮かぶ島です。
広島市内まではフェリーで30分、呉市経由で橋もかかっているので、陸路でも本土と繋がっています。海に囲まれていて緑も多い、自然が身近にある島です。
島暮らし、田舎暮らしってどんな感じ? 移住って現実味があるの? など、私も移住前に感じていたことを、実際に住んでみた実体験に基づいて紹介します。
移住のきっかけと決断までの経緯
移住に踏み切った一番のきっかけは、会社がリモートワークOKになったことです。その前から、友達が江田島に住んでいたこともあり、島暮らし自体には漠然と興味がありました。ただ、正社員の身で島から毎日通勤は難しいだろうな、という思いから想像の域をでていませんでした。
そんな中、所属している会社がリモートワークOKになりました。リモートワークを始めて1ヶ月くらいで、ふと「これならいけるな」と気づいた日がありました。
まず、125ccのバイクに乗って単身島へ向かいました。不動産サイトなども見ず「とりあえず行ってみよ」という軽い気持ちでした。
目的地は三高港。広島駅付近からバイクで出発した場合、のんびり2時間弱かかります。私もそれくらいかけて向かいました。
なぜ三高港を目的地にしたのか? 唯一知っている地名だったからです。
ここまで書いていて自分でも思いましたが、計画性が無いですね。勢いはありました。
三高港近くのお好み焼き屋でお好み焼きを食べながら、壁に貼ってある空き物件を見つけたのでとりあえず紹介してもらいました。
空き物件は、お好み焼き屋の裏手にあるアパートでした。たまたま時間があったようで、その場で大家さんに内見させてもらいました。結局ここには決めなかったのですが、飛び込みの内見希望者に対して、優しく柔軟に対応してもらえてありがたかったです。
帰りはフェリーに乗ってみました。また2時間バイクを運転して帰るのが大変だったからです。そこでたまたま、江田島在住の友人に出会いました。普段は使わない航路らしいのですが、たまたま別の港発の高速艇を逃したので、三高まで来て乗ったそうです。
お互いのたまたまが重なり、フェリーの中で再会しました。そこで、江田島への引越しを検討していることを話すと、友人が今空き家紹介の手伝いをしている、と教えてくれました。これもたまたまです。後日また江田島を訪れるので、ぜひ紹介して欲しいとお願いしました。
引越し先の選択肢として、一軒家が多いということもその時知りました。「一人で一軒家暮らしは寂しい・・・」と思い、そういえば会社の同期も江田島に住んでみたがっていたことを思い出しました。その場で、夏から江田島でシェアハウスしないか、と打診のLINEを送りました。二つ返事でOKをもらいました。
後日空き家を何軒か紹介していただき、最終的に一軒の家に決めました。選んだ時の様子や、どんな条件で探したかについては、別記事でまとめようと思います。
まとめ
振り返ると、色々な偶然とタイミングが重なって、江田島への移住を実現することができました。
- 会社がリモートワークになって、居住地域の幅が広がった
- 江田島在住の友人が空き家バンクの仲介をしていた
- シェアハウスを打診した同期のレスポンスが早かった
- 希望条件に合う空き家があった
計画性なく突き進んでいたので、一つでもうまく行っていなければ諦めていたかもしれないなあ、と思うと、とても運が良かったなと思いました。ご縁と関わってくれた人たちに感謝ですね。
今振り返ると、江田島はIターンや移住を推進している開けた島なので、そういう点でもフレンドリーに色々な準備を進めることができたのだと思います。
次回は実際に住む家を紹介してもらった時のことについて紹介しようと思います。リモート可能とはいえ出社はするので、どこなら仕事に影響がないか? 家庭菜園もしたいから庭が欲しい、などなど、どんな条件で探したかも書いていきます。
引き続きよろしくお願いします。
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